4/24/2008

発掘

さっき、押し入れの奥にしまっておいたオクタパッドを取り出した。
その時に外国からの段ボールを発見。これ何だっけな〜?
あれ? ソナーのヴィンテージスネア D444だ。w
こんなの買ったかな〜〜? 完全に忘れてた。
それ以外にも、Duprexのホルダーとか色々発掘。

ゲッ!! オクタパッド出したのに雨じゃん! 
ということで、せっかくですが、今日は持っていけません。

風水とか、そういうのって。

やっぱ関係あんのかな〜。なんて思った最近。

今年に入ってから、桜上水に事務所を移転して4ヶ月近く、マジで仕事が暇で、今までやってきたものなんかも止まり気味が数件も重なったりしていて、結構なにげに緊張感漂ってきてたんだけど、気分転換にと部屋を大掃除してレイアウトを変更し、窓の外の庭を眺めながら仕事できる環境にして、とても低かった椅子を高めのに変更して、ネット専用機のWINと仕事専用機のMACの位置を離してみた。つまり仕事環境のデスクとネット〜オーディオ系のデスクをL字にレイアウトしてWIN側のデスクは仕事用よりも15センチほど低くし、そちらにはリクライニングチェアを。仕事用デスクのほうは自宅リビングで使用しているものを持ってきた。

それから約一週間が経過。この間に起こったこと。

1.3ヶ月ストップしていた仕事3件(1クライアント)が同時に動き、まだ終わってないのに今月末請求できることになる。
2.そのクライアントから、新規2件発注。
3.銀行に行くのを忘れていて、期日を失効してしまった手形を即日振込にしてもらえた。
4.やはり止まっていた案件が一気に片付き、入稿のみとなる。
5.新規で数案出して止まっていた案件が一気に決まり、高めで出した見積りがそのまま通過。
6.新しい会社のロゴとか色々作ってた会社の社長は連絡つきにくい人だったはずなのに、なぜか向こうから電話が来るようになった。謎。
7.全然はかどらなくて、2週間くらい何もしてなかった案件が、なぜか一気にアイデアが浮かんでサクサク終わる。
8.2〜3年前に仕事をした時に一度だけ会ったことのある人からメールが届き、プログラマーだった彼はWEB制作会社に転職したらしい。実は顔も覚えていない。


う〜〜〜ん。劇的変化。(笑)
これでスネアが見つかったりしたら、占い師に転職するかも知れない。

もちろん、仕事と遊びがシームレスだったのを、若干分けたので、仕事効率が良くなったという恩恵はあるんだろう。仕事と遊びを分けるのって人生初の試みだけど、意外に悪くない。それぞれに別な気分で集中できて、デザインと音楽で違う部分の脳が動いてる気がするので、それぞれに脳回路が休息できる感じがある。

いや、しかし、デスク(椅子)の高さって大事なんだな〜と実感。
低い椅子って仕事効率が低下する。落ち着いちゃって、動くのがおっくうになる。
デザインなんて、今や、パソコン作業なので、動く必要などなさそうに思えるが、意外にそういうのってダメなんだな。結構ウロウロ落ち着きなく動いているほうがはかどる。なので仕事する椅子は肘掛けとかは無しで、あまりクッション性とかリクライニング機能とかないヤツが良いと思った。スッと席を立てることによるアクティブさが大事なんだな。企業にコンサルティングしたいノウハウ発見かも。w
営業部署なんか、膝下が伸びるくらいの高さで仕事したほうが絶対いいと思う。落ち着かないので、電話したり、片付けたり、外に出かけたりがしやすくなる。


4/22/2008

スーツの理由

ドラマーとしてはジーン・クルーパが好きだ。
デザイナーとしてはウィム・クロウェルが好きだ。
アーティストとしてはピート・モンドリアンが好きだ。

彼らの共通点は、スーツでなくても問題ない職業でありながらも常にスーツと言うことだ。

この意味って何だろうと考えてみた。

全くわからなかったので、実際にやってみた。

自分一人しかいない事務所で、しかも今日は外出の予定もなく一日、事務所で制作だ。

一人でスーツ着て事務所で仕事。

彼らがスーツである理由が少しだけわかった気がする。

もしかして、これかな? この理由かな? そうかも知れないな。

いや、ジーン・クルーパは、ちょっとニュアンスが違うかも知れないな。

デザイン作業をしているとモンドリアンとクロウェルの理由は、なんとなくわかるような気がした。

もしかしたら、彼らに近づきたくて、そう思いたいだけかも知れないけど。

でも、ほんとに、その理由だったらいいな。なんだか、とてもいいと思う。親近感が湧いてくる。

たまには、スーツで仕事をしよう。


4/19/2008

Three Peppers




動くThree Peppersを発見!!!! 記録記録。
まさか、ジョン・ウェインの映画「西部を駆ける恋」に出ていたとは!
この映画見てるのに全然気付かなかった! というか、この映画見た当時は、中学生なのでThree Peppers自体を知らなかったけど・・・。w

いやー実に素晴らしくSwingしております。

脳高速回転




松岡正剛と立川談志の対談。

これは僕にとって二大巨匠の対談であり、とんでもなくエキサイティングな対談だ。
松岡さんは、僕が23か24歳のころ、ディスカッションサロンにて色々な話を聞かせてもらった師匠だ。
物事の見つめ方や、本質の大切さ、文化、芸能、歴史・・・松岡さんは、宇宙人じゃないかと思うくらいの知識、知恵の集大成のような人で、その話を幾度となくライブで体感したことは、今の自分の人格形成にまで影響を及ぼしていると言っても過言ではない。その当時は、松岡さんが何を言っているのか、話について行くだけで、脳は超高速回転。数時間のディスカッションを聞いているだけでドッと疲れ果ててしまうほどだった。その後、僕は松岡さんと一緒に仕事をしていた人から編集工学研究所入ってはどうか?と薦められたが、色々な事情で結局行かなかった。自らの若気の至りというか、そんなものだったが、あのとき、松岡さんのところに行っていたら、どうなってただろう・・・。でも、きっと、松岡さんのアシスタントに耐えられなくて辞めていたに違いないので、結果は同じような気もする。

昨日、このテレビ番組のことを友達に教えてもらって、すぐ検索し、久しぶりに松岡さんの話を聞いたが、やはり同じ感想・・・。やっぱり、この人は凄い。その松岡さんと談志師匠の対談なんて信じられない素晴らしさ。談志師匠の生き様や、考え方、取り組み方ってのは、何周も何周もしていて、その過程で色々なものを拾ったり捨ててみたり、試してみたり、失敗してみたり、あえて失敗してみたりしている。こんな深い人、他にいないわけで、そういう意味では、自分にとって、やはり重要な人物。そんなビッグ2の対談は、実にエキサイティングで、多くの示唆や、批判、再構築が含まれていて、その真意のほどまでリアルタイムでついていける人は、そうはいないと思う。なのに、こんな対談をテレビでやるって、愚かなテレビ企画だなと思った。テレビじゃダメなんだよ。こういう人たちの対談は。そんな浅くないんだって。じゃあ、活字かというと、そうじゃない。活字は、文字情報しか伝えることができない。言葉のニュアンスなどは伝えられないし、空気感や、緊張感も一切伝わらない。これはライブで体感することでしか、その真意は伝わらない。少なくとも、松岡さんや談志師匠の話をライブで体験したことがなければ、その雰囲気やニュアンスから、何を言おうとしているのかは半分も理解できないと思う。それがメディアの限界だよな。ってなことを25歳くらいの時、痛感したのを、改めて思い出した。久しぶりに脳が心地よく汗だく。

4/18/2008

初めての爆音

運良く、中学時代のことを少し思い出せたので忘れないうちに。
そういえば、初めて音楽を爆音で聴いたのも、中学生の頃だったんだ。思い出した。オヤジのレコードの「ポール・モーリア ベスト」を自宅リビングにしかなかったTRIOの家具調ステレオで超爆音で聴いていて、近所のおばちゃんが「お兄ちゃん趣味がいいわね。」と嫌味を言われたんだ。そのときは、褒められたと思って「いやぁ、そうですか~?」なんて答えたかも知れない。今、思うとあれは「うるさいですよ。」と言われていたんだろう。
でも、楽器をやってるわけでもない、ごく普通の中学生が、なぜ、あんなでっかい音でポール・モーリアを聴いていたんだろうか・・・? う~~~~~ん・・・・。でも、相当でかい音で聴いていたのは、なんとなく思い出せた。たぶん・・・すごくいい曲だから、近所の人にも聴いてもらいたかったのかも知れない。ここは推測だけど、一応メモしとこ。 しかし、覚えてないな。自分史。(笑) でも、暗黒の高校1年、2年よりは中学時代のほうが覚えてるな。高校1,2年のことは、本当に何一つ覚えてないんだよな。高校には自転車で通っていたのは覚えてる。彼女はいたかなぁ・・・。何かクラブ活動はしてたのかな・・・。つうか学校行ってたっけ・・・? やばい。それすら覚えてない。高校時代・・・。(笑)  別に覚えてなくても何も困らないけど、忘れすぎてて、自分の記憶力のなさが不安になってきた。

4/17/2008

昔の音楽

最近は、戦前のブルースだとかディキシースウィングを意識的に聴いているが、そもそも、こういう音楽を意識的に志向していたわけでもないのに、なぜ違和感を感じないのかと、ときおり不思議に思う。確かにウチには母親のレコードコレクションにナット・キングコール、エルヴィス・プレスリーは揃っていて、家でもレコードはかかったりしていたので聴いてはいたけど、中学生当時は別に好きでもなかった。むしろ親父のレコードコレクションのポール・モーリアのほうが好きだったはず。 一体、いつ、そんな古い音楽を聴いていたっけなぁ・・・と思い起こしてみて気付いた。  映画館だ!映画館でさんざん聴いていたんだ。それで覚えている雰囲気なんだ。きっと。中学生のころは、同級生の兄貴(大学生)の影響で映画にのめりこんでいた。学校へ行く途中に古い映画を3本立てで上映している格安な映画館があり、毎日のように通っては、名画を見て、そのパンフレットを集めていた。そこでチャップリンの映画だとか、バスター・キートン、ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォードの洒落た映画「スティング」や、ジャン・ポール・ベルモンド&アラン・ドロンの「ボルサリーノ」の格好良さにしびれた中学時代だった。たぶん、そんな映画の中で流れる音楽を知らず知らずに覚えていたから、今になってディキシーやニューオリンズジャズやミュージカル音楽を聴いた時、妙な既知感覚があるんだろうと気付いた。昔のことをほとんど覚えてないけど、映画の感じとか、そういうのはどこかで覚えているんだろうなぁ。でも、当時は、それらの映画の本当の格好良さなんてわかっていなくて、ただ単に安く沢山、外人の映画が見れるってだけで通っていたような気がするんだよな・・・。(笑) たぶん、あまりこだわってなくて、ただ単に外人の映画なら何でも良かったんだと思う。中学の頃は音楽も、そんな感じの聴き方で、外人の音楽なら何でも良かったもんな。もちろん将来的に自分が楽器をやるなんて思いもしてなくて、ただ映画と音楽が好きだった。別に、その映画を撮りたいとか出たいとか、自分で演奏したいなど、全く思ってなかったのに、なんであんなに見たり聴いたりしてたのかな~? 自分でも謎の中学時代に少しフラッシュバック。

4/16/2008

1915年 C.G CONN



1915年製のC.G Conn社製スネアドラムが届く。
この会社はトロンボーンメーカーだが、スネアドラムを作っていた時代がある。
このC.G CONNは、推測ではあるが、後のLudwingだと思う。
というのは、このスネアのストレイナースイッチが20年代のLeedyと同じだからだ。
Ludwig&Ludwigはすでに20年代に名器Black Beautyを完成させていたが、後にLeedyと合併してLeedy & Ludwigになるので、最終的にはLudwigに集約されたってわけだ。
実は、今回のC.G CONNは、このLeedyのストレイナーが欲しくて買ったスネア。
20sのソリッドメイプルの6”Leedyに不足していたパーツだ。と同時にC.G CONNの4”ソリッドメイプルのシェルも入手できた。とても美しい木目のメイプル材で、ノーレインフォースメント。意外に厚胴だが、とても軽い。こいつにはチューブラグと、Ludwig P83ストレイナーを取り付ける予定。



早速、20s Leedyのソリッドメイプル6”に、カーフスキンヘッドと、ベース弦のような古代のスナッピーを張って、1920年当時そのままのスネアにしてみる。w



絶句・・・・・・

いや・・・ホントに20年代の音がする。(笑)
当時の録音技術でも、スネアの音はわりとちゃんと録れていたんだなと、妙に納得。w
シンバル類はイマイチ録りきれていなかったことは容易にわかるが、スネアの録音については新発見な気分。

サウンド的には、極めてコモっている。全然抜けない。モッサリ感120%。モンッ!ってゆう。w
バネスナッピーをオフにすると、モォーーァ・・・と眠たい音を出す。寝起きの音。
音量は、現代のスネアドラムの半分以下。スカーーーン!と正反対の音色。でも、その音はとても暖かくて太く極めて丸い。と、ここまではスティックの場合。

そしてブラシ。
音でけぇ。w  ものすごくデカくて存在感のあるブラシサウンド。しかも、引っかかり度合いがハンパない。ブラシのスゥィープが重たい。現代のプラスチックヘッドの2倍以上のトルクがかかる。こんなトルクの必要なヘッドでジーン・クルーパって、Chaina Boyとか叩いてたってわけ・・・? すげぇな。超人だ。w 
でも、ジーン・クルーパやレイ・ポデュークらの当時のサウンドや奏法の秘密と謎が少し解明した気もする。やっぱ現物で試してみないとわからないもんだ。

4/15/2008

きっと短命。的中か?

今の事務所。家賃3万9000円。w
前の事務所。家賃50万円。(もちろん僕は払ってないけど)w
この環境落差は、あまりにも極端だ。
家賃50万円のマンションといえば、それはそれは豪華だった。
家賃3万9000円は、それはそれは質素な和室。

それぞれに面白くて、まぁ安アパートってのも意外に悪くないもんなんだな。と実感してみたりしている毎日ではあるけど、どうも困ったことに、和風な庭付き安アパートってのは落ち着きすぎちゃって、どうも仕事がはかどらないってことに気付き始めた。最初はアトリエみたいでいいな~!! なんて思っていたんだけど、アート作品とかを作るのと商業デザインというのは、かなり違うもんだなと改めて実感中。自分の作品を作るには非常に良い環境だと思う。落ち着いてじっくりと取り組める。ある程度、何をするのか決まっている状況においては良い環境なんだが、締切があるものはダメだ。なにげダメって、時間の流れ方が違いすぎるのがダメ。(笑)

このレトロアパート・・・しかもテニスコート大の庭には、紫色のすみれが自生していて、今、満開である。こんな環境で、速度の速い広告デザインの仕事ってできないなぁ。まぁ、明日でも・・・みたいな感覚になってしまう。さらに幸いというか、運悪くというか、僕は締切に追われない。ウチに仕事を出してくれているクライアントさんは、催促してくるところが一社もないという恵まれた環境ではあるけど、それが逆に甘えてしまう結果になっていて、あらゆる仕事を先送りしてしまっている自分に反省中。仕事しろ。自分。と投げかけるものの「明日からがんばるから、今日はゆっくりさせてね!」が4ヶ月続いている。これではいかん!w  

ここのアパート、とても気に入っているけど、たぶん引っ越すな。w
もうちょい現代的な物件に。場所も、やっぱ山手線内とかかな~。
でも、もうちょい、この安アパートライフを満喫したい。なかなか、こういうところに住む機会もないし。
老後に極度な貧乏生活になったりしたら、嫌でもそうなるかも知れないけど。(笑)

しかし、引越し好きだなぁ。なにげに。何回引っ越してるんだろう。
人生トータルすると10回以上引越しをしているなぁ。なんとも不安定な人生。収入も不安定。もう十数年、2ヶ月先の収入がわからない生活。でも、なんとかなってるから不思議なんだよな。これをストレスとして受け止めたら、相当なストレスなんだろうけど、すっかり耐性ができているのか、元々丈夫なのか、全く体にダメージが出ない。少しくらい胃が痛いとか、夜眠れないとか、食欲がないとか、頭痛が・・・とかあると「あぁ見えて実は繊細な人なんだな」とか「元気そうにしてるけど、結構悩んでるんだな」とか周りにいたわってもらえたりしていいな。と思うが、そういうのが全くないんだよな。クソッ! 

結構、瞬間的に悩んだりしてるのに、快食快眠快便だよ。逆に、これが悩みなくらい。 

4/10/2008

豪人フェチ




石原豪人

天才挿絵画家 石原豪人。
ガキの頃のことを、ほとんど覚えていないけど、この人の絵だけは強烈に覚えてる。
河童の挿絵とかたまらなかったし、アマゾンとかニューギニアって地域は全員、人喰い人種みたいな偏見の塊な価値観を強引に植えつけてくれたのも石原豪人のイラストだったな。(笑)
この人の何が凄いって、絵も素晴らしいんだけど、設定が凄い。
現代ではあり得ないというか、訴訟されまくるだろうな。(笑)
見てきたわけでもないのに、まるで見てきたかのようなリアリティ。
その創造力と、ディティールまで全てが豪人ワールド全開なところが実にアーティスティック。



本日のセッション

今日は、とても楽しみにしていた大宮LAMPでのセッションに行ってみた。ホストリーダーはケンタローさん。そこには、あの人とか、あいつとか、ヤツとかがいたりして、最高にゴキゲンなセッションだった。そして今日も、Master“教頭”原澤の挨拶トークが冴えわたる。これがないと、どうも締まらない気がしてしまう。その感覚は、サンジャポでデーブ・スペクターがジョークを一切言わなかったとしたら・・・の時の物足りなさに似ている。やはり、一応聞いておきたいのだ。
聞いたところで何のサプライズも感動もないが、その事実に毎回軽く笑ってしまうデーブマジックのそれと似ている。
セッションは、ブルースセッションというタイトルではあるが、やはりピアノトリオがホストなので、とても新鮮。ギター大会の雰囲気ではなく、音量バランスが心地よいレベルに保たれている。何かと参考になった。
来月は連休明けの5/7日ということだが、もちろん行こうと思う。

4/08/2008

聖火リレー妨害

イギリス、フランス・・・やっぱ激しかった。
で、アメリカも、大変に激しそうな様相。
まぁ彼らの怒りもわからないでもない。
それくらい中国の態度や政策には問題がある気はする。
でも、そこで終わってしまうのもどうかと思い、あえてもう一歩考えてみる。
欧米社会がチベット開放に、あれほど熱狂的な理由って何だろうって。
もちろん正義感だと思うし、そういうのって良くも悪くも欧米的だなと思う。あの行動力と民衆パワーが。
でも、こういうことが起きるたびに思うのは「自分が住んでもいない地域で、自分の生活になんら影響ないはずなのに、彼らの怒りの原動力って何?」ってこと。なんで、あんなに怒ってるんだろうか。素朴に疑問なわけですよ。もちろん気持ちの方向は同じだけど、僕はあんなに怒れない。だから、彼らの怒りが理解できなかったりする。何度も言うようだが、ベクトルは同じなんだけど、見ていると、どうも僕と同じ質の怒りに見えないんだな。なんか違う。あんなに攻撃的になるには、自らの何かが侵害されているかのような怒り方にしか見えないんだな。僕には。

で、思った。というか、いつも思うことだから、答えは用意してあるんだけど。

僕の目には、彼らの怒りの根底にあるものが「世界共有の財産である(自分達の)神秘的な桃源郷を中国が支配してるなんて許せない!これは(自分達や世界への)人権侵害であり、納得いかない。」なんとな~く、こんなニュアンスを感じてならない。自然保護団体や環境保護活動にも同じニュアンスを感じるから、なんか胡散臭くみえてしまう。あの攻撃性を見るとね。いや、まぁ本当に危機的なことは世界中で起こっていて、緊急を要する問題に力で臨むこともやむなし。という思い込みと強い意志なんだろうけど、どこか根底に「俺らの貴重な国立公園を破壊するなよ!」「像守れよ!」「鯨取るなよ!それ、みんなのもんだろ!」みたいな、他国(特に発展途上国への)財産や資源への“オレのもの意識”を非常に感じるんだよな・・・。なんだか。

いや、だからと言って無関心で良いわけはないんだが、あまりにも攻撃的すぎるんだよ。人んちの話に。
北京オリンピックなんて、昨日決まったことじゃないし、中国の問題なんてのは、もっともっと前からわかっていたし、チベット問題だって昔からわかってる。直前のチベット騒動で一気に火がついた感じだけど、じゃあ、同じことが台湾で起きたら、欧米人はあんなに怒るだろうか? そんな気配を全く感じないのは僕だけだろうか? 

4/07/2008

映画のようなドラマー





スゲ~~~~~!(笑)
まさに「嵐を呼ぶ男!」 
まるで映画のワンシーンのようなソロに乾杯!!

4/06/2008

【ドラムの記憶】ロジャース

知人宅スタジオにて、以前、僕が持っていたロジャースのタイコを久しぶりに叩かせてもらった。相変わらず素晴らしいトーン。ロジャースは個 体差が激しくて、意外にアタリにめぐり合えないメーカーなんだけど、これは実に大当たりな一台だった。浜松までセッションがてら取りに行ったっけな。その 時に、グレッチRBの18,12,14という博物館クラスのレアキットも叩かせてもらったが、期待してたほどでもなく、20.12.14と全く変わらない 印象だった。価格は二倍以上するのに。いや、それ以上にロジャースは良かった。でも、手放した。w  
なんで手放したかというと、僕には地 味すぎるから。いいんだけど、とにかくロジャースは地味なんだよな。悪くないんだけど、とにかく音がジジイ臭い。とにかく渋すぎるので、持っていても使っ てなかったと思うので、売って正解だったんだろう。それは、今、とても似合う方が使ってくれているので、僕のところにあるよりも本望なんだろう。

今、うちにはロジャースはスネアが2台あるだけ。たったの2台。激減り。
一台は、1967年のへヴィブラスのパワートーンの5インチ。これは生産年数がたったの2年しかなかったモデルで非常にレア。この翌年あたりにパワートーンは、ダイナソニックに吸収されてしまうので、シェルがダイナと共通でありながら、8ラグで内面アタリというプロフィールが素晴らしいスネア。
そして、もう一台は50年代イーグルバッジのブルースパークル。ロジャースはグリッターって言うんだったっけな。とにかくラメが美しいことで有名だ。実際、他のメーカーに比べてロジャースのラメは美しい。このイーグルバッジのモデルは、60年代ものとレインフォースメントの形状もエッジもシェルのプライ構成も異なるが、アル・ジャクソンに代表されるようなタシタシ系のコモリ気味の暖かいトーンは、たぶん、こっちのシェルでBB(ブレッド&バター)ラグのものじゃないだろうか? 60sのスネアは、もっとブライトで、シャープなサウンドがするから。

ロジャースって、わりと憧れるメーカーなんで、色々買ってみたけど、今の気分としては、自分には合わないんだろうなと思う。音は好きだし、何かと優れてもいる伝説のドラムメーカーなんだけどね。やっぱり渋くて、ダークで深みのあるトーンなんだよな。ボカァ、どれも当てはまらないなぁ。渋くもないし、ダークな感じでもないし、人として人生の深みも感じられない。w 全てが正反対。w  
自分はロジャースを使う資格なしと判断したのです。たぶん正しい判断だと思う。(笑)

楽器って人を選ぶから怖い。特にメーカーやモデルのキャラクターが明確なヴィンテージドラムは。
現代の楽器は、とてもニュートラルなサウンドキャラクターのものが多いように感じるので、何を使っても、さほど気にはならないが、ヴィンテージ楽器は、全く似合わないものを使っている人が意外に多くて気になる。「あ~~キミは、それじゃないと思うんだけどな~」ってことは日常に多々あり。もちろん、そんなことは余計なおせっかいだし、楽器なんてのは自己満足なんで、服なんかと同じで、好きなものを迷わず使っていれば良しだとは思う。 でも、もっと似合う服があるのにな。とも思っちゃうんだよな。

腹痛は心が折れる

この週末、珍しくお腹を壊した。(どうも風邪らしかった)
土曜の夕方に知人宅へお邪魔し、しばし歓談の後、実家に行き、遅い夕食の後、どうも胃が重いというか、お腹に張り感があって眠れずに苦しむ。アジア旅で数度食らった腹痛の時もそうだが、お腹の調子が悪いと、まず情けなさから心が折れる。頭痛はほとんど経験がないのでわからないが、腹痛は確実に情けない気分になる。下痢が1週間とか続くと、このまま一生下痢なんじゃないかと諦めてくる。これが海外で一人だったりすると相当へこたれる。まぁ、そうやって精神的に強くもなるんだけど・・・。w 

しかし、久しぶりの腹痛は嫌なもんだった。さすがに結構タフな内臓を装備してるので、翌日には完治してるんだけど。で、翌日は喉が痛く、まだ継続中。その他、だるさとかも微妙に継続中。でも今晩中には完治させる予定。

4/01/2008

福田君

可哀想な福田君(首相)。
とにかく名門政治一家の出身。
全然首相って器じゃないから、最悪な時くらいしかチャンスはない。と決断して、とりあえず首相になってみたものの・・・何からやったらいいのか進め方からもうわからない。みたいな感じで泣きそうじゃないか。たぶん、今、日本一炎上してる人だよ。間違いなく。ニュースが全部2ちゃんねるに見えるもんな。w

オレの分の暫定税率25円。オレは福田(首相)にやる派。困ってる時はお互い様だからな。使ってくれよ。オレの暫定25円。