10/21/2008

近況のメモ

11月5日発売のサケロック ニューアルバムの豪華ブックレットにてドラマーの伊藤大地君と対談しました。すでにWEBにて写真が公開されております。

http://sakerock.com/

大地君は、すでに有名なドラマーですが、近年なかなかいないタイプのドラマーで、いわゆる“いい感じ”のドラマーでありながらも、技術のベースがしっかりしているという次世代感覚のドラマーです。その辺はやっぱりA型だからなんでしょう。
「対談場所は、どこがいいですか?」と聞かれたので「なるべく高級なところで」と指定したところ、東京ミッドタウンにしてくれました。サケロックのギターでリーダーの星野君も同席してくれましたが、ミッドタウンではサケロックの二人、ライターさん、カメラマンさん、そして僕。全員微妙に浮いていました。やっぱり高級なミッドタウンにして良かったと思います。

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●エレキベース
2008/10/26(日)
三軒茶屋Rain on the roof「ワイキキフィリアとカフェロックVol.4」
特設イベントHP:http://www.waikikirecord.com/cafe/
open/start 13:00/14:00 *再入場可
料金:前売り¥2500:当日¥3000 ともに1ドリンク別 
*20歳以下無料(ドリンク代のみいただきます)

出演:ELEKIBASS/the sweet onions/伊藤サチコ/いぶき/コケストラ/馬浪マラカス団/
Little Lounge*Little Twinkle/ghq/humming parlour/E5g(パフォーマンス)

14:00-14:30 humming parlour
14:45-15:15 ghq
15:30-16:00 Little Lounge*Little Twinkle
16:15-16:45 いぶき
17:00-17:30 馬浪マラカス団
17:40-17:55 E5g(パフォーマンス)
18:00-18:30 伊藤サチコ
18:45-19:15 the sweet onions
19:30-20:00 コケストラ
20:15-20:45 ELEKIBASS

再入場できるから、三茶でショッピング~カフェライブでまったり~また三茶を散策~なんてのも新しいかも。

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●ブルースセッション「BlueSwing」(ホスト)
11月6日(木) 20:00~23:30ごろ毎月恒例、上野アメ横です。アメ横を歩いていれば、音でわかります。w


Charlestonは、コチラで試奏いただけます。

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●11月8日(土) 渋谷PLUG
太ももサティスファクション ファイナルコンサート
ビキニのアイツらも見納めみたいです。
事情は、色々あるみたいですけど、水着ですからね。そりゃ色々な事情が発生しますとも。
コチラに詳細あります。

http://futomomo.nomaki.jp/

結構、いろんな人が来るみたいです。
僕もヴィンテージドラム持込みで、ジーン・クルーパとかバディ・リッチとかをがんばります。

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●エレキベース
2008/11/9(日)ららぽーと柏の葉 


http://kashiwa.lalaport.jp/

無料ライブ 2回ライブ有り

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●ブルースセッション「Spider's JAM」(ホスト)
11月11日(火) 20:00~23:30ごろ新橋ZZにて、Paddy君のトラです。


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最近、ルーツミュージック以外のセッションにも行こうかな~なんて思っている。
ここしばらくフリーなセッションって意識的に行ってなかったんですが、ようやく行ける感じになってきたかな~。自分の中で。
やっぱり、自分の中で準備なくフリーセッションに参加するのは、他のミュージシャンに迷惑をかけてしまうだけなので、しばらく行けなかったけど、最近ようやくかな~。もちろんまだまだだけど、少し準備ができてきた気がする。でも、やっぱりフリーセッションって難しいと思うね。
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10/15/2008

あたらしいBOOKを見て思ふこと

評判の悪い現行OSがバージョンアップされ、マシン本体や新技術の信頼性が確認できたあたりでの買いって感じかな〜。

それにしても、ここ近年のアップルプロダクトのデザインはカッコいい。

ピカピカとアホみたいに光るわけでもなし、主体性なくカラーバリエーションが揃ってるわけでもないのにカッコいい。でもデザインで、これが一番難しい。カッコつけてる感じがしないのにカッコいい。じゃあ、特にどこが? というわけでもない。これもデザインとしては最も難しい部類だ。キーボードが7色に点滅してカワイイ。とか、そういうアホな商品とは明確に違う。一つ一つの部品やディティール、素材感なんかを考慮しながらバランスの良いデザインに仕上げる。そして、そのデザインに自信を持っている感じが伝わってくるからカッコいいわけだ。「あのぅ〜、好みって色々だと思うので、お好みで選べるように30色用意しておきました。」こんな商品にはデザイナーは必要ない。好みは色々ではない。こういう商品で、こういう雰囲気だから、フィニッシュは当然これでしょ。が正しい。こういう突き詰め方をすると、デザインの選択肢というのは、実はそれほど発生しない。“アリ”の範囲というのは意外に狭くなる。それが正しい。

でも、それを打破することもまた正しい。そして、それは非常に難しくもある。それは全く新しい視点が必要だからだ。そんなときに「あぁ、結構、なんも思いつかないもんだな。どれも普通で当たり前だ。」あるいは「ただ変ってるってだけだな。」と自分の能力の平凡さを思い知らされるわけだ。新しいスタンダードを作れるってのは一番天才だな。これは、どの業界においても滅多にいない。近年のアップルコンピューターは、それに近いところにいるいくつかのメーカーのうちの一つだと思う。

“新しいスタンダードになり得る視点や価値観の提示”は、物理や科学の“新技術、新発見、新発明”に匹敵する社会的価値があるにも関わらず、全く放置され、表面的に模倣され、いつしかねじ曲げられ、消費されてしまう。くだらない音楽の著作権を保護するヒマがあったら、こういう価値観の著作権を保護〜研究〜応用をするほうが、数万倍、未来の役に立つはずだ。それは(多くの国の)現行の特許や実用新案の範疇では全くカバーしきれておらず取りこぼされている。この100年分の価値観を拾うだけで、どれだけの財産があるだろう? おそらく21世紀の100年分食えるくらいの価値観という財産が無造作に忘れ去られていると思う。しかし、厄介なことに“価値観”は掘り起こしにくく理解しにくい。

10/09/2008

手術後の不思議な体験

今回の手術後、実は、とても奇妙な体験をしたので記録しておこう。

手術後、麻酔も完全に抜けた2日後の夜だった。
普通なら、僕はとても寝付きが良いほうだが、生活サイクルが違いすぎる等の事情も重なり、この日は珍しく眠れず、布団の中でゴロゴロとしていた。ようやく午前4時頃にまどろみ始めていたころのことだ。

夢を見た。いや、正確には“見ていた”と後に認識したことだが。

その舞台は、僕が高校生くらいまで過ごしていて、今は取り壊してしまった元実家の2階だ。
僕の部屋があり、隣は弟が使っていた部屋であることは間違いない。
弟の部屋の扉は開いていて、僕は、その部屋の入り口で部屋の中を眺めている。
その部屋は、床が45°ほども傾き、足下は4次元空間のようになっていて、部屋の真ん中には大きな箪笥が置いてあり、その向こう側に誰かが二人いる。どうやら弟と、その友人のようだ。僕は、その4次元空間に落ちないように必死に部屋のヘリにしがみついている。すると、箪笥の向こうから弟の声が聴こえる。どうやら、僕に気づいたようで、こちらに来ようとしている。しかし、僕は意識の中で、弟に見つかったら、あっちの世界に引きずり込まれてしまうと思い込んでいて、とにかく逃げなくてはいけないと必死にもがいている。

ここまでは普通に夢としてはあり得る設定だし、普通と言える。
ただ、一つの大きな違いを除いては・・・。

その大きな違いというのは、とても明確に重力や、身体感覚、そして自分の目で見ている近さやリアルさがあったことだ。
そして、自分の状況などをわりと冷静に判断できる客観性があったことだ。
そして、自分で「これは夢ではないかも知れない」という、これは夢の中じゃないか?という意識があったことだ。
こんな体験は初めてのことで、この自分の意識の明確さに混乱し、パニックに陥りそうになった。
とにかく、そんな意識の中、あちらの異次元空間のようなところに行ってしまったら、二度と戻れないと、非常に明確に意識していたので、その恐怖感は、凄まじいものがあった。

結局のところ、弟に見つかる前(つまり、異次元に放り出されてしまう寸前)で、僕の意識は、完全に覚醒し、戻った。
その時に、まずホッとしたのと同時に、体を動かさず、その時の状態を冷静に確認しておいた。

まず思ったのは「そうか・・・病室だったんだな」と気づいたこと。これが第一。ここで冷静になれた。(しかし自分が入院中であるということは忘れていたわけだ。)
それと、右目が3分の一ほど開いていて、右手は、ベッドサイドのバーを握りしめ、両足はベッドのサイドバーに踏ん張っていた。
これは、たぶん落ちないようにしている体制だろう。

ここで思ったことは、部屋の端枠と思えていた部分は、ベッドのサイドバーだったという事実。
しかし、この部分は、薄く開いた右目には部屋の入り口枠となって見えていたということ。
そう。夢の中に、現実の映像が、実際の目を通して見えていたということだろう。
脳が作り出した、夢の中のイメージに、実際の映像が混ざっていたのだ。まず、これが混乱の原因ではないだろうか?
全てが夢による架空のイメージではなく、実際の映像が混ざることによって、重量感や距離感のリアリティが格段に上がったのではないだろうか?
そして、その視覚情報を元に、身体感覚などにも強烈なリアリティが発生したのはではないだろうか?

つまり、脳は完全に眠りにつき始めているにも関わらず、身体の睡眠体制とにズレが生じていたことによる、奇妙な体験となったのではないか? というのが自分の推測だ。

脳が見せる、あり得ない映像と、身体が察知するリアルな触感や、距離感、現実感が混ざり合い、超現実的な映像と体感を作り出してしまったというわけだ。これは本当にパニックに陥る。

僕は、普段、夢の中で「これは夢だ。」と認識できた体験がない。
(今日、そんなのしょっちゅうだ。という人に会って驚いたが。w)

でも、今回の体験は、夢の中の感覚と全く違う体験だった。
とても不思議で、そしてとても恐ろしい体験だったので、忘れないうちに記録しておこうと思う。

今日会った人から、全身麻酔をした後に、奇妙な体験をする人がいるという話を聞いたが、自分の体験も、そういうものによるのだろうか? それはわからないが、色々な偶然が重なり合って、生じた現象であることは確かだと思う。元々、霊感や、そういったたぐいの体験はほとんどなく、夢もほとんど見ないので、とても驚いた体験だった。

え! 何そのルール!(爆)

週末に上海に出張予定だったが、急遽キャンセル。
こちとら病み上がりなので、若干ありがたいが、長期的にはありがたくなさそうな事態。
とりえあず、SWFCのフロアガイド、レストランガイドはプレリリースに合わせ制作したが、制作物はまだまだ残っている。
でも、とりあえず、全体的な会議は延期となったので、少しのんびりできる。
具体的な事情は、まぁなんと言うか、詳しいことは書けないな。(^^;

一つ言えることは政府当局の力というのは圧倒的であり、国が違えば信じられないようなルールが存在するものである。
今朝は、ちょっと朝からビックリしたって話。しかし共産党って凄いな〜。

※もしかしたら、この日記消すかも。