5/18/2007

Band Wagon at U.S.A 11

アトランタ

ハンプトンホテルで快適な起床。やっぱ、こりゃいいや。
Voのサコモーロと朝食を食べに1階へ行くが、寝坊したせいか、もう何もない。(笑)
かろうじて余ってたスコーンをコーヒーで流し込み出発。
今日も不安なエリックの運転。何も言わないが、どうにも迷ってる雰囲気・・・w それでも何とかハイウェイには乗れた。ハイウェイ走る~走る~・・・「ん~・・・逆じゃねぇか・・・?」なんとなく、そんな気がして地図をチェックすると・・・やっぱり逆走! エリーーーック! 真逆に進んでるよ! これ気づかなかったら、広大なアメリカをどこまで進むつもりだったんだ・・・きっと、今までも何回もあったんだろうな・・・。エリックは間違いなく方向音痴だ。(笑)

ようやくアトランタ方面にハイウェイを突き進む・・・が・・・今度はエリック・・・起きてるか? あ、また寝た・・あ、また寝てる・・・・。なぜ、キミは運転しだすと寝るのだ。ホテルで死んでるのかと思うくらい寝てただろ。おもろい外人だな。w



●引越しは丸ごと        ●体に悪いと思うよ。エリック・・・。



それでも、少し早めにアトランタに到着。
今日で、このツアーも最後。このアトランタでおしまい。なんだか長いようでアッという間だった気もする。今日の会場はラストにふさわしく、今まで最大の会場。シートで1500人。もちろん今日もSOLD OUT。今日は、僕たちの前に地元のローカルバンドも出演するらしく、3バンドの出演。僕たちは2番目。


●ここが最後のパーティ会場

リハを終え、Voサコモーロと食事に行く。相変わらず凄い量だが、もう慣れた。でも、もちろん食べ切れなくてお持ち帰る。アメリカのレストランとかは、余ったら持ち帰りできるのが良い。


●いい加減考えてオーダーしよう。

一旦会場に戻ると、今日はリハなしとのことだったんで、会場の周辺を買い物がてら散歩する。このあたりは、日本で言うと吉祥寺?あたりの雰囲気かな~。古着屋なんかが多くて良い雰囲気。どこのお店にも今晩のライブのチラシが置いてある。


そして、アッというまにラストライブの時間。



この日のライブは、何だか特別な感じだった。1500もの人が楽しげに歌い、踊っている光景は、なんとも美しかったよ。いつものネタ“One More time?”も、すっかり定着していて、お約束バッチリ。(笑)と思ったら、流暢な名古屋弁を話す白人ウィルとハットをかぶったBPがステージに乱入!(笑) もうファイナルにふさわしいステージとなった。(オブ・モントリオールのツアーはまだまだヨーロッパまで続く)

●2-24 - Atlanta, GA - Variety Playhouse



いや~~~終わった終わった。しかし、まぁ、何だったんだろう。(笑)
ある日、突然「アメリカツアーに行かない?」と誘われ、内容もわからず流され、ほぼ初対面のバンドメンバーとワゴンでアメリカを旅しながらライブする毎日って、一体何だったんだろうか。全てが、僕の理解を越える速度で進んでいて状況がわからないまま、とにかく曲を25曲も覚えなきゃいけないし、その他の色々なこともやっておかなくてはいけなくて、ホントに翻弄されたままだったけど、とても楽しく過ごしたツアーだった。と、感傷に浸っているが、実はもう次のアメリカが、すぐそこに・・・それは発表までのお楽しみ。



ONE MORE TIME?
YES,OF COURSE!



さて次回は、オブ・モントリオールと別れ~アトランタから、僕の旅はニューヨークへと続く・・・。




●さよなら&ありがと オブ・モントリオール またな~!

5/14/2007

Band Wagon at U.S.A 10

バーミンガム

さてさて、ここどこなんだよ。もう地理が全然わからない。途中から助手席に乗り、昼頃にバーミンガムに到着。とりあえず街だよ。街。でも、横浜の生麦あたりの国道一号線付近に風景が似てんな~。(笑)

● 2-23 - Birmingham, AL - Bottletree Off Shot



● 2-23 - Birmingham, AL - Bottletree LIVE



今日は、僕たちを見て、可哀想に思ったのかオブ・モントリオールがホテルを用意してくれた。ホテルの名前はHampton Hotel。アメリカでは中堅クラスの、なかなか小奇麗なホテルだった。
とりあえず軽く休んだりして夕方に今晩の会場へ向かう。ホテルからは車で10分ほど。
今日の会場は、これまでで一番小さい会場で、キャパは300くらいのカフェ。でも、なかなかいい雰囲気。

●いい雰囲気の店。  そして、くつろげる店内


●楽屋:雰囲気いいんだけど、寒い・・・半分外だから・・・。


リハ~本番。そしていつものパーティ。もう、だいぶ慣れた。さすがに。w
しかし、ここのステージは暑かったな~。やっぱ狭いところは暑いんだな。
もうツアーも、残すところ、明日のアトランタで終わりだ。ここまで来るとアッと言う間に過ぎた二週間って感じがする。


●物販売れるんだよね~。    



パーティ騒ぎも終わり、ホテルに戻ると、部屋が一部屋増えているらしい。(笑)
各部屋の入り口には手紙と差し入れが置いてあった。ここのホテルのオーナーが今日のライブを見に来ていて、オーナーからのプレゼントだ。アメリカって、本当にこういうところが良いし、結構ある。
日本だと、会社にマズいからとか、決まりがあるからとかになるけど「お前らのライブ見て、オレは楽しかった。だからオレのおごり。だって、オレ、オーナー(店長)だもん。」なんで、こんな簡単なことができないんだろうか? 個人の判断でやっちまって、後で怒られんのが、そんなにイヤなんだろうか? 元々日本だってあったはずだよ。そういう粋があったし、それにとやかく言うなんてのは無粋の極みで、むしろ恥ずべきってな価値観があったはず。少なくとも僕が子供の頃暮らしていた平和島は港町の下町だったんで、そういうことは日常的にあった。見てみぬふりなんてのも普通にあった。もっとアバウトでいいんじゃないの~?って思うね。

いや~、しかし、今日は極楽。やっぱホテルはいいわ。快適。当たり前だけど。w


●ホテルのエレベーター:デザインカッコいい


● of montrealのJamieですが? <オマケ映像>

5/11/2007

Band Wagon at U.S.A 09

スプリングフィールド

今日はマイルスの故郷であるセントルイスだと思い込んでいたら、どうもスケジュールが変更になっていて、スプリングフィールドってトコにいるらしい。もはや、どこだって同じだけど。(笑)


●高級住宅街   ●アメリカのヲタクはオシャレな暮らし



●ダリの絵のようだね


昼頃に会場入りして、リハを終えてメシを食いに街へ出る。
ベトナム人がアメリカで経営してる中華料理というなんともややこしい店に入る。
色々とメニューはあったが、つまり・・・これは・・・から揚げライス? 謎メニュー・・・。
ん~~~。やっぱしアメリカンテイスト・・・。こってり、ぽっちゃり・・・。


●量を考えて作ろう

腹ごしらえを済ませ、わりと寂しい感じの街の中心地を歩いていると、車に乗った人が僕たちを見て「あ!オブモントリオールとツアーしてるバンドの人だ!」と声をかけられた。う~~~ん。やっぱYOUTUBE凄い。情報早いな~。ちょっとした有名人気分。街が寂しいめなせいか、なんか微妙・・・(笑)

そして食後にカフェへ向かう。なかなかオシャレなカフェ発見。こりゃいい。いい感じのお店。昼間からアルコール入りのアレンジコーヒーが飲めるので、コーヒーをオーダーしてもIDチェックをされる。こういうとこはアメリカは意外と厳しい。


●ポストカードのようだね

カフェでマタ~リした後は、古本屋とか古着屋に寄ったり街をブラブラ・・・。人が少ない・・・。


●古本屋 雰囲気良し

そして楽屋へ。今日はドールのフルーツパックなんかがあったりして待遇が若干いい気がする。
と、そこへスティーブン・セガールにソックリな白人のオッサンが現れる。
スシメーーーーーーン!! を連発し、僕たちの失笑を買い集めるが決してくじけないタフな南部の男。
爆笑するまで、何度でも連呼する・・・。結局は根負けだ。もう、わかった。でも、アンタ誰だよ・・・。
このスシボンバー野郎は、今日の会場のオーナーだった。隣のスポーツバーも経営してるほどのヤリ手。(笑)
しかし、このテンションの高さは何なのだ・・・。そしてショックなことに、コイツは僕と同級生・・・やめてくれ・・・勘弁して欲しかった。


●スポーツバーのトイレ すご・・・


●どこに、こんなに人がいたのか・・・


スシボンバーに圧倒されっぱなしなまま、いつものパーティ。もちろん大騒ぎ。
この日は、急遽決定したこともあり、1000人くらいのキャパが半分埋まってるかな~くらい。
アメリカでの会場は連日ギューギューで、エレキベース恒例の“客席降り”ができなかったので、かえって良いのかも知れない。踊れるスペースがあるのも新鮮だった。客席に降りて、みんなで大合唱。もはやステージには誰もいない。ステージなど、もういらない。(笑)


●2-22 - Springfields, MO - Remmingtons




そして、この日はさ、この日はベース:長谷NORI-Pのバースディ。
もちろん、内緒にしてたさ。色々なサプライズを。
ライブ中に、会場みんなでお祝いしてやった。ざまぁみろ。
ライブ前のオブモントリオールも全員ステージに登場して祝ってくれた。これは、たぶん、なかなかないと思う。
アメリカにおいて、出演直前のヘッドライナーのメンバー全員が前座バンドのステージに出るなんて事は、この国では通常あり得ないんじゃないだろうか。でも、僕たちとオブモントリオールは、それくらいフレンドリーな関係でツアーを回っていた。これは、とてもハッピーなことだと思う。

そんなスペシャルな一日を終え、今晩は今回のツアー中、最も長い移動距離。一晩でおよそ800kmも移動しないといけない。ロングロングドライブ。バンドワゴンは、ひたすら走る走る走る。夜のハイウェイをひたすら走る。
朝方になり、ハイウェイを外れアメリカのローカルな道を走る。回りには何もない田舎道。間違いなくコヨーテいるはず。ここにコヨーテがいなくてどうする。ラジオからは地元のローカル局がかけるカントリーミュージックが流れる。i-Riverで受信して聞いていた。もう風景にピッタリで笑える。そしてガススタンドの白人のオヤジは、いかにも“南部”な感じで恐い・・・すぐにライフルを持ち出しそうだ。(笑)

しかし、すごい風景・・・すごい朝焼け・・・あぁ・・・アメリカだね・・・変わってないんだねぇ。


●ヤバい・・・カッコいい・・・   ●ヤバい・・・感動した・・・

5/09/2007

Band Wagon at U.S.A 08

コロンビア

朝起きて、アンバーとデザイン談義。アンバーはフリーのグラフィックデザイナーで彼女の作品を見せてもらったが、非常に優秀なデザイナーで英語の仕事あったら頼みたいくらい。(笑)



●アンバー宅01 ●アンバー宅02
●アンバーの作品集  ●そしてワンショット




●ホットパンツ姿の金髪グァールがチキンを運んでくれるフーターズのチキン



そして、本日のショーは“ブルーノート”ブルーノートだよ!おっかさん。
どんだけラッキーな人生なんだよ。自分!って思った。
音楽で生活することを目指して日々腕を磨いている多くのドラマーに心底、申し訳ないと思う。客観的に見ても、主観的に見ても、僕は、こんな経歴を列挙するに値するドラマーでは決してない。もちろん、そのための営業努力など一切したことはないし、死ぬほどドラムと音楽に打ち込んできたわけでもない。全ては幸運が重なったなぁ・・・の連続に過ぎない。実際、今の僕の仕事はグラフィックデザイナーであり、ブルーノートに出演するような器ではないが、今回もたまたま流れで、こういうことになってしまったことには感謝しなくてはいけないな・・・。感謝してばっかりだ・・・。




まぁ感謝してばかりもいられない。今晩、ここでライブしなきゃいけない。
ここは何ともゴージャスな造りで歴史がありそうな感じだ。
でも、客はいつものバカメリカン達。早くもお出迎え付き。(笑)
どうも、YOUTUBEとかで先に動画情報が入ってるらしい。時代は変わったな~。


●中はこんな感じ  ●楽屋の居心地いいわ~


ブルーノートは楽屋がまたいい雰囲気。映画だね。映画のカットだね。こりゃ。
そして、いつもの大騒ぎ。もちろんソールドアウトの超満員。
そして今日はサウンドテックのダンが誕生日当日。

●2-21 - Columbia, MO - Blue Note



しっかし・・・そろそろ個人練習不足・・・。体動かね~・・・。(笑)
オブモントリオールのライブも見たかったが、楽屋で一人の反省会。
と思ったら、ライブ中のはずのジェイミーが楽屋に下りてきた。
あれ~? どしたの~? またオクラホマの時みたいな・・・? と心配していたら・・・トイレに駆け込むジェイミー・・・お茶目なヤツめ。



●今回のツアー中はジェイミーのドラムを借りる
ヴィンテージロジャースとは! わかってるね~~!


ショーも終了して、今日の移動は一時間くらいってなことで、今日は楽だね~と一安心。
余裕こいて、デニーズでバカみたいなジャンク飯。




さ~て早く次の街に到着して寝よう寝よう。今日は寝ようぜ! 
・・・ん・・・・エリック? もう4時間以上走ってないかい・・・?
まだすか・・・もう6時間近くたってるけど・・・・
どうやらエリックが完全に道を間違えたらしい・・・
すでに朝方になって、ようやく高級住宅街にあるアンドリュー君ちに到着。ををを・・・。
頼むよ・・・エリーーーック!

Band Wagon at U.S.A 07

カンサス

移動移動移動・・・ひたすら高速を走る。
ここはアメリカ南部のど真ん中であり、本当に何もない地平線風景が果てしなく続く。
途中立ち寄ったPAにいた昔の看板娘も“Big Cuntry”と言っていたが、ナッシュビルと並んでカントリー&ウェスタンの中心地。






しかし! ここでハプニング発生! 
運転手のエリックがポリスに停められる。スピード違反らしい。
何も知らずに窓なしバンを開けたポリスはビックリしたに違いない。なぜなら、中には脱北した難民のような怪しいアジアンが7~8人も肩を寄せて乗っていたのだから・・・(笑)
で、当然、全員パスポートチェック・・・でも、ここはアメリカ。「オレ達はバンドさ!」これでたいていはスルーしてしまう。「OH!バンドか!グレイト!行け行け!」まぁ、このときはここまでじゃなかったが、基本的に、こんな感じのことは多かった。この“BAND”に対する特別な対応は何なのだろう。ブルースブラザーズでも、そんなシーンがあったが、バンドに対して、とても親切というか。励ましてくれる感じがある。どんな世代の人でもミュージシャン・・・とりわけバンドに対して「お前ミュージシャンか!しかもバンドでツアーしてるのか!じゃあコレ食え!」こんな感じ。(笑) 日本とは真逆! 




そして、本日の会場 Granadaに到着。
この建物好きだなぁ。今までで一番好きな感じ。いかにも“アメリカ”だし、20年代あたりのアメリカンデコな雰囲気の建物は映画にでも出てきそうだ。




今日は、地元のTVショーの取材というかインタビュー。微妙にかみ合わないトークのまま適当な雰囲気で終わる。あんな適当で良かったんだろうか・・・今だに疑問・・・。(笑)

リハーサル終了後、近くで評判のピザハウスへ。
カウンターの中には、これまた、いかにも“アメリカ”な感じの白人の女の子。ハーイ!と笑顔で迎えてくれる。うわ~笑うほどベタなアメリカだなぁ。ハーイ!って言ってるよ。(笑)
ここでは、恐ろしくマズいパスタを食う。これはパスタではない。パスタを作りたいなら、もっとオリジナルを研究しろと言いたい。なんで何でも雰囲気で自分流に作ってしまって検証しないんだよ。笑えるなぁ。


●オフショット映像



そして、いつものパーティ。大パーティ。今日も1000人ソールドアウトのパーティ。




ライブ後、オブモントリオールのドラマー、ジェイミーの誘いで近くのミュージックバーに行く。
地元のローカルバンドが演奏を終えたところに合流して、音楽談義。
地元産のCCってドラムキットを使っていたが、プレミアみたいでカッコいいドラムキットだったなぁ。

そしてジェイミーとピンボール対決。軽く圧勝! つうかジェイミー下手すぎ。(笑)




その後、サウンドテックのダンをディナーに誘い、深夜のバースディパーティ。真夜中のTボーンステーキにも慣れたよ・・・。




朝方に、今日泊めてくれるアンバー宅に向かう。もう朝の6時半なのに快く迎えてくれる。田舎のアメリカ人って、いい人ばっかりだなぁ。





Band Wagon at U.S.A 06

オクラホマ大学

2日間も泊めてくれたクリス宅で起床。う~ん。いい家だ。つくづく。
是非、渡辺篤を招きたい。きっと玄関アプローチから誉めてくれるに違いない。





確か、夕べ「9時に行く」とか言ってたクリス。9時の時点でまだ爆睡中。まぁほっとく。w
クリスは、テキトーに起きて仕事に行ったが、僕らはダラダラと行動を始める。
昼飯はクリスとメキシカンフードの店に行った。いい感じの店。





さて、今日の会場は大学構内! オクラホマ大学の講堂らしい。キャパは少なめで400人くらい。
オクラホマ大学は、伝統ありげな荘厳な校舎だ。学生も心なしかマジメそうに見える。





学校内をブラブラして食事したりしているうちにリハーサル。
サウンドテックのダンは、いつもにも増してゴキゲンな感じ。
リハーサル終了後、楽屋に戻ると、しかめっ面の警備員のおじさんがいた。
無言のまま、楽屋においてあるフルーツなんかをバクバク食ってる。
う~~~ん。日本の警備員ではあり得ないな・・・(笑)
まぁ、警備のおじさんは僕たちの荷物を見るためだけに、ここにいるらしい。
あまり気にせず、僕たちは本番の打ち合わせでコーラスの練習をしていると・・・
警備員のおじさん・・・ニッコニコで踊ってます・・・微妙に恐い・・・w
こういうのは日本では考えられないけど、アメリカはわりとある。さすが・・・。(笑)


そして、いつものショー本番。
今日の客は全員大学生で、場所は講堂内だから、ノンアルコール、ノンスモーク。
なのに、一曲目からオールスタンディングの大宴会。 キミら若いなー!w




そしてヘッドライナーのオブモントリオール。今日は、途中からだけど二階席で見る。
が! が! 大問題発生????
何が起こったのかわからないが、ドラムのジェイミーが曲の途中でスティックを投げ捨てて引っ込んでしまった。
「え? 何? 何?」と、長谷君とかに聞いたところ、どうも電源に限界があるらしく、何度も停電したとか、モニターが全く返っていないとか、色んなことが起きてる模様・・・。
オブモントリオールは電力使いそうだからなぁ・・・。

で、これは、もう何もできない状態なんだけど、ここはさすがというかハプニングが逆に良かったというか、急遽 Vo:ケヴィンとG:BPでアコースティックライブ。これがイイ! 実に良かった!
この日の学生達は、本当にラッキーだったのかも知れない。これはなかなか見れないよ。
まぁ、サウンドテックのダンは生きた心地がしなかったと思うけど。(笑)


そして、今日はオブモントリオールと合同打ち上げで、近くのパブに繰り出す。
もうスタッフとかとも打ち解けて、いい雰囲気のツアーになってきたと思う。






●オクラホマ大学

5/08/2007

Band Wagon at U.S.A 05

ダラス

今日は、ちょっとだけゆっくりペース。リハは、同じダラスで夕方からだ。
ダラスは、見た感じ金持ちタウンぽい。ビルも金ピカだし。
今日の会場であるGypsy Ballroomには早くも客が並んでいる。
あれっ? キミ達は・・・昨日のヒューストンにもいたよね?w
450km(東京~京都間くらい)もあるのに、夜中に450kmもついてきてたのね・・・(笑)














そしてショーは、いつもの大宴会。
いやぁ・・・でも・・・完全にリハ不足だね。
これからライブやりましょうってところで「今日はソロ振りますから」って、Vo:サッコモーロが・・・ちょっと! え”~~~! もう本番じゃないか!(笑) 
明日以降に、ちゃんと考えますから・・・。トイレで一人の反省会。


●2-18 - Dallas, TX - Gypsy Ballroom



にしても、アメリカ人って、なんで、こうも毎晩毎晩「サイコーだったぜ!」とか話しかけてくるかね。w 
こういうフランクなところは、本当にいいね。
こっちも、そのペースにだんだん慣れてきたよ。イェ~イ!

さてさて今日も終わりました。毎日同じことの繰り返し。
だけど、毎日違う1000人が押し寄せる。一部同じだけど。(笑)
この毎日ってのは、どう言ったら正しく伝わるんだろう・・・。







そして、今日は、オブモントリオールの顔である、Vo:ケヴィンが夕食に誘ってくれた。
彼は天才ぽいというか、とてもシャイで少々気難しそうな人なだけに、こういうことは珍しい。
もちろん全員で行きましたとも。深夜のハンバーガー食いに。(笑)






これは・・・うまいよ・・・泣けてきた。
こういうホームメイドなハンバーガーは本当にうまい。
ハンバーガーは、とてもアメリカらしい食べ物だと思う。
きっと、何も知らずに「どこの国の食べ物でしょう?」と聞かれてたら、間違いなく“アメリカっ!”って言うと思う。

そして、このネオンサイン。ベタなアメリカ。w
でも、きっと、これはレトロな感じなのかも知れない。
おふくろの味みたいな店なのかも知れない・・・。
無駄にワイルドなおふくろ感だけど・・・。







そして今晩もクリスの家で、もう一泊。
クリスのウチで運転手のエリックと国際交流。
エリックは日本の「しまじろう」にあるトイレトレーニングムービー「パンツマン」にハマっているらしい。なんでだよ。(笑)
クリスにYOUTUBEで検索してもらって見てみたが、これ・・・日本で見てると違和感ないんだけどさ、アメリカで英語字幕のついたのを見ると、あまりにもバカバカしい映像だってことに気づく。



シーパッパ! シーパッパ!
ウ~~~ンパッパ! ウンパッパッ!

とバカ騒ぎ。(笑)  もういちいち爆笑。
なんで、パンツに赤い星なのかも聞かれたが、そんなことしらね~から!

ちょっと、アメリカで流行ってるらしいんだよ・・・パンツマン。
あ”ぁ”~~~~! 流行ってるんだ・・・。
なんてこった・・・・なんてこった・・・。
でも、確かに面白すぎるよ・・・。笑い死ぬ・・・。(笑)