1/29/2010

iPad




一瞬いいと思った。買おうとも思った。
でも、考えてみたらMAC Book PROとiPod Touch持ってるから何も新しくない・・・この二つで、ほとんどiPad実現してしまってる。それならば、MacMINIをプチiPodサーバとして使うほうが良い気がするなぁ。つまりのところ、これはDSのデカいヤツって感じで、iPhoneとかTouchのデカい版の新しいモデルってことなんだな。でも、この先が楽しみであり、そういう期待を抱かせるには十分でもある。

まずは、このスタイル(Touchパネルスタイル)の操作性を普及させるためには、むしろこのほうが馴染みがあるわけで、コンシューマ達は少しづつトレーニングされているということ。次に続くのはMAC BOOKのコレ版なんじゃないだろうか。タッチパネルスタイルに違和感なく、説明書もなく移行させるためでもあり、次世代を匂わす先進性も見せておく。実に見事な商品戦略。実にスマートで見事すぎるナビゲート。買わないけど。w 

MAC BOOKのコレ版が出たら迷わず買うと決めている。
そのためにタッチスタイルに無理矢理、移行しているのだ。正直、イラストレーターやフォトショップでパスをコントロールしたり、繊細な作業については、マウスのほうが慣れていてやりやすいし、効率も良い。でも、そう言っていては、いつまでも移行できないし、すっかり定着してきてからでは、機能や色々なものが増えてしまって覚えるのに苦労する。こちらは若くない。覚えられないに決まっているから、次世代のスタンダードになりそうで、間違いなく使いそうなものには初期のころから取り組む。

例えば、今のバージョンのイラストレーターをいきなり渡されても機能が多すぎ&進化しすぎていて、とても使えなかったと思うが、これについてはイラストレーター88から使用しているから、バージョンが上がっても追加分だけ覚えればついて行けるし、そもそものアプリコンセプト。つまり操作性に対する考え方が濃く出ている初期のころから使っていると、あとが楽だ。すぐに理解できる。

フォトショップは、そもそもカメラマンや暗室作業の過程を知っている人なら、誰でもすぐに理解し使うことができるようにアプリ設計されているし、クォークは版下作業を知っている人なら、すぐに理解できるようにアプリ設計されていた。しかし、これらのアプリは、機能が増えるにつれ、独自性を帯びてくる。 この辺りに進化してしまった後だと、なかなか入りにくくなる。つまりイチから覚えることのハードルが高くなってしまう。

将来的に主流になりそうだったり、使うであろうものは、こうならないうちに取り組むのが一番楽。数年後にパソコン操作や、その練習に多くの時間を取られたくないから、今の数分のロスを使うという考えで、いまの若干の効率の悪さや慣れないことによる使いにくさを納得するようにしている。

とりあえず、両肘が痛い。将来、タッチパネル入力が主流になったら、両肘載せる形のマウスパッドが主流になるんだろうな。



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6 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

From Pochi
む? ドッチィd3さん、意外とiPad の本質的意義を理解してない?

今回の発表でもっとも重大なのは『 iBooks Store』のオープンなんだけどなぁ。

iPadはその利用に特化した端末でしかない。
もちろん他のMacでも iBooks Storeを利用できるんだけど、その使い勝手と言うよりも生活様式が変わってくるのがiPadの意義だと思う。
http://jp.techcrunch.com/archives/20100128top-10-reasons-ipad-kindle/

あとさ〜、Mac使いは製品名の表記に拘る人多いんで気をつけましょう(笑)。
「I-Phone]とか「IPOD]とかはナシね。

d3/office D3 さんのコメント...

>wataru-h さん
正直、僕はこの部分にあまり共感できてないんですよねぇ。そこは別にな〜って感じ。Apple的には、ここ重要なんでしょうけど、僕は、ここにはあまり魅力を感じていないんですね。生活様式が変わるってのも、ちょっと大げさだなぁと思っちゃうんですよねぇ。

アイブックスストアについてのプレゼンテーションが、どうにも企画書的に見えて仕方がないのです。ずいぶんと衣が厚く見えております。 
Appleなら何でもウェルカムというわけにはいきません。やっぱり自分にとって違うものは違うかなと。

しかし、これによって一番打撃なのは印刷会社でしょ〜ね〜。出版社は、例えば幻冬舎のようなところは販路が増えるのが魅力ですよね。音楽のところと並べて見ると、出版社=制作会社、レコード会社=印刷会社。こんな感じ。


表記は・・・。一応、小文字で入力したつもりだったんですが、ハイフンもいらなかったですね。w 
でも、私的な健忘録、感想の日記テキストなので、何の話かわかれば別にいいや〜と思ってます。メモ感覚。たぶん、またやってしまうと思います。すいません。w

匿名バオリンw さんのコメント...

はい、打撃だと思います、って直接絡んでないんで他人事のような発言w。昨年から大きな騒ぎになってはいますが、人間の生活様式がそう簡単に変わるものか!的なオヤジもいたりしてw。

d3/office D3 さんのコメント...

>匿名さん
あぁ〜まさに貴方のことです。(笑)
いや〜これ普及したら印刷業界は大打撃ですけど、この流れは、誰でも予測できたことだから仕方ないすね。

でも僕はCDがデータになっても「便利になっていいじゃん」くらいだったんですよ。音質の違いはあるものの、レコードが面倒で聞かなくなったな〜なんてオッサン特性が出てきてるんで、かえっていいです。

でもね、印刷物はインクで印刷して欲しいんですよ。個人的には。インクの匂いも好きだし。もちろんアイポッドタッチで漫画とか書籍も読むんですが、これはチョット違うな〜と感じます。別な楽しさがありますけどね。とは言え、印刷物が減るのは間違いないと思いますよ。それは僕がCDがデータになっても。ほとんどの音源に対して「別にいいんじゃない?」って思ったのと同じ意味で社会の主たる部分には成り得るだろうねと思います。でも、僕は印刷された本がいいから、しばらくは印刷物が良いですね〜。

生活様式が変わるかどうかって点では、結論だけ言うと「変わるでしょ」です。そりゃそうです。いずれは代わるでしょう。世代が変わって行くのだから当たり前の話しとして。ただ、問題はスピードですね。どんぐらいの速度でそれが起きるのか。これは大事すね。

でもねぇ。出版業界の流通経路って、音楽業界より歴史が長いぶん複雑かつ特殊だし、日・東販はどうすんの〜?みたいなこともあるし、そもそも自転車創刊スパイラルから抜け出せない出版社が多数ということもあり、事情はややこしそうですよね。こうなってくると既存の出版社ってどうなのよ?となり、既存の出版社とガッチリな大手印刷会社は大打撃ってことになりますね〜。

匿名w さんのコメント...

うん、変化のスピードは重要なポイントですよね。ものすごく速いスピードで大きく変位してしまったら、これはもうどうしようもないw。緩慢だけどゆるやかに少しずつ確実に変位していくのが一番アブナイな。水から茹でられた鍋の中のカエルみたいにw。オレの目の黒いうちはまだ今のやり方で大丈夫だし~、っていうカウントダウンモードのオヤヂが多くてね~(笑)。若いヤツのこと考えてやれっつーの!(>_<)。
実際、大きな印刷屋は去年あたりから流通をおさえに走ってる。大手の出版と組んで小売大手(Bxxx xxf)に投資したりしてる。
紙の書籍はもうしばらくは大丈夫だと思うけど、電子ブックリーダーのアプリの完成度が高くなって今の読書スタイルがそのまま移し変えられるようになったら、急速に普及するかもしれない。音楽のようにバラ売りにはなり難いと思うけど、メディアが変わってそれが作品の長さや表現方法に影響し始めるだろうし。そうなってくると『編集』がますます重要になるよね。正剛先生の意見を聞きたくなってきたw。

d3/office D3 さんのコメント...

>匿名ベーシストさま
カウントダウンモードのオヤジ(笑)
今まで通りで問題なかったりすると手の施しようがなくなるまで、そのままイッちゃうもんなんですよね。たかが11年しかやってないウチですら、その感じありますから。(笑)

このままだとダメだろうな〜とは思っていても、ついつい「明日から」にしてしまう。でも明日になると、今度は「さて何からやったら・・・」になるんですね。

大手印刷は流通押さえてきましたね!そう言えば! あぁそういうことだったのか。あれは。それなら納得だなぁ。でも力技すぎ。w 
つうことは、日・東との決別を意識してるんだろうか・・・ものすごい圧力だと思うけど・・・。そうなると出版社が印刷会社に対して主導権を握れなくなってくると・・・。なるほど。

そうなると祖父江慎氏のように「ゴミイキ」とか、そういう指定はできなくなるってことですね。(笑) 一度やりたかったなぁ。「ゴミイキ指定」w


この流れを正剛先生は、どう考えるかな・・・。