12/01/2008

紹介します。パパです。

と、別に愛人関係でも、本当の父親でもない男性を紹介する女性って、結構いるけど、あれは非常に失礼極まりない言い草だと思う。少なくとも僕は大嫌いだ。なぜ嫌かと言うと、それは、こういう行為に等しいと感じるから。

20代から60代の女性がいたとする。

そして20代の若い男性が「はい、じゃあ40歳以上の“お母さん”は、こっちの席でお願いしま〜す!」と、独身、既婚に関係なく分類。

ムカつくよね? 普通。

自分が当事者じゃなくても実に気分の悪い思いをする。言われた本人が、それを喜んでいるなら個別の問題として良いんだろうけど、本当に喜んでいるんだろうかは疑問。心の中で大人の苦笑いかも知れません。

それは多くの人の前で、“この人は男性じゃなくて父親なんですよ。私は、そう見てます。” と伝えているわけで、それを聞いた人は、変な意味はなくとも、少なくとも、「男性としては全く見てませんから」と紹介しているようなもんです。あるいは、本当に家庭を持つ父親だったとしても、それ言うかどうかは本人が決めることであり、他人が出しゃばるようなことではない。
もちろん、それを言っている側の女性は「デリカシーのないバカ女」と思われているのは言うまでもない。少なくとも、そう紹介されたら無条件に「なんてバカな女なんだ」と思うだろう。

しかし、当のバカ女は、そうではなくて、例えば、 “包容力のある人” として慕っているのかも知れない。でも、それならば、もっと他に言い方があり、それは自らの学のなさや、相手の気持ちを慮る配慮に欠けた下品な女性という他ない。
そもそも言われた側だって「オイオイ待てよ、お前にパパと呼ばれる筋合いはないぞ!」と内心思っているかも知れないし、その確立は決して低くないと思う。


僕は、例え60歳の女性がいたとして、その人を他の人に紹介する時に「おかあさんです」とは言わない。絶対言わない。それ、もの凄く失礼だと思うんだ。もし、その人が、いつもよりお洒落して出かけていたら、「おかあさん」と紹介されてどう思うだろうか。きっと、すごく傷つくと思うんだ。でも、そんな失礼な紹介をする人は、たいてい、そんな空気にも気づかない空気も読めないヤツであることが多いよね。


ふと、思い出しての日記。

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