1/17/2010

8400円のコンセント

MacBook PROのACアダプタの予備というか、今までは自宅にMACを持って行く時とかは、電源も一緒に持ち歩いていたんだけど、わりとデカいし、面倒臭いな〜とか思って自宅用にACアダプターを購入。驚きの8400円。たっけ〜なぁ・・・。つい先日も、バイク乗車時間が伸びたので、こりゃ鼻毛も比例して伸びるんだろうなと思ったので、鼻毛カッターを購入した。こちらは5000円。う〜〜ん・・・高い。でも、すごくいい。ドイツ・ゾーリンゲンのDOVO製 ボールペンのキャップくらいのサイズなのに、ずっしり重い。もちろん手動式。カット時の回した時の手にかかるトルクがたまらなく心地よく設定されている。 

最近、というか、だいぶ前から思っているんだが、100円ショップが嫌い。いや、まぁ見ていて驚けたり楽しかったりもするから、嫌いじゃないんだが、自分一人で行くと、どうも買いたいと思うものがない。

でも便利ではあるし、たまにいいなと思ったりもするんだが、たまに嫌だなと思う。わりとどうでも良いものとか消耗品の購入には便利なんだけど、毎日目にするものはチョット考えてしまう。例えば、キッチンで使うボウルとかザルとか。確かに100円って凄い説得力と驚きではあるんだけど、一番嫌な点は、安いくせに高く見せようとしているところ。無駄にパールにしてしまっていて高級感を出そう、100円には見えないよね〜効果を考えているのは見えるんだが、どう見ても風俗店のツールぽくなってしまっていたり、中途半端な色合いになっていたりする。そりゃ仕方ないよ。売価100円じゃ無理があるし、できることも限られている。 

あと意味不明なキャッチフレーズもムカつく原因。Enjoy Cockingとかロゴ的に入っていたりする。全然意味のわからないコストをかける意味がわからない。デザイン?w いや、デザインじゃないでしょ。それは違うと思うんだよ。

100円は100円らしくしたほうがいいと思うんだ。なぜかと言うと、1000円コストの商品にはできないデザインだからだ。1000円のコストがかかっているものを、わざわざ100円に見せるバカは普通いない。だから、ここは100円商品にしかできない独占領域なはずだ。だったら、その縛りの中でデザインしたほうが面白いものができる。100円という商品価値と1000円という商品価値の中で、1000円のほうが上だという考え方は、1000円がリアルに買えない時代の価値観であって、今は、その価値観は非常に薄まっていると思う。100円と1000円の価値観は同一だってことであり、現代そのチョイスは「好み」による傾向のほうが強いと思う。少なくとも自分の価値基準はそういうことだ。1000円の価値とデザインが欲しければ、そちらを買うだろう。でも、100円ならいいや。ではなくて、100円のほうがキッチュでいいな〜。って選択肢がもっと増えて欲しいんだな。以前よりは商品点数が増えた分、確立は上がったけど、まだまだ少ないなぁ。


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2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

持ち歩くコンピュータの電源は複数用意してそれぞれ使う場所に置いておくのが楽でいいですよね。オイラの場合、Note PCは会社の支給品wだけど自宅用と飛行機(アメリカ国内線は電源がシガーソケットだったw)&車用電源は自分で購入。リーマンの自己啓発と生産性向上はやっぱり自腹が大事w。
DOVOの鼻毛カッター使い心地良さそう!こんどからダンヂーd3と呼ぶw。オイラは爪切りにこだわってて新潟燕市のSUWADA使ってます。一番安いのだけど¥6,000くらい。
世の中に¥1,000のモノしかなかった時代はしょうがないけど、今は同じ機能のモノでも¥100~¥10,000のレンジがあって、人それぞれに¥100でOKな部分もあれば、どうしても¥10,000のが必要な部分があって、それでいいと思う。¥1,000っぽくした¥100、¥10,000っぽくした¥1,000って要らないよね。ダサい。ニセブランド品の世界だw。これからの日本にはニセブランド品のマーケットがなくなって行くような気がする。もう無いか?w

d3/office D3 さんのコメント...

>TATSUYA さん
ここのところの、ビッグツイッター日記にお付き合いいただき、ありがとうございます。(笑)

ダンヂーD3であります。

6000円の爪切りって、ニッパみたいなヤツですよね。前にテレビで見ていいなと思ってましたよ。

僕の場合は、車の最高級品は買えないけど、鼻毛カッターくらいなら買えるんでって感じです。(笑)

でも、高級感とか、オトク感って人によって様々でして、ここが厄介なんですよね。きっと洗面器にパール加工しちゃったりするのも、高級にしようとしてのことなんです。で、それに共感する人は少なくない。むしろ、そちらのほうがマジョリティであり、僕らはきっとマイノリティです。でも、それじゃあ、柳宗理さんは許してくれませんよね。僕は柳宗理さんの考えのほうが好きです。でも、金かかるから、できる範囲で。(笑)