12/05/2009

本物のリスペクト

●Ob La Di - Ob La Da by Dick Hyman
MOOGの魅力満載のEXOTICA SOUNDのDick Hyman。
やっぱいいね。おもしろい。へなちょこでファニーなアレンジがイカす。




●The Finger Breaker - Dick Hyman
でも、こんなにガッツリとジェリー・ロール・モートンが弾ける。うん。すごい。こんなに弾けるとは知らなかった。
確かに彼は、ジャズ、クラシック、映画音楽、エレクトロと何でもやってる職人的音楽家だけど、とりわけジャズの創始者であるジェリー・ロール・モートンへの深い尊敬の念がすごくわかる。たった3分の演奏でわかる。音楽家だから音で伝える。実に正しく格好良い。
ベニー・グッドマンも、カウント・ベイシーも、ファッツ・ウォーラーも、ジェイムズ・P・ジョンソンもジェリーの曲を演奏している。本当に偉大なジェリーをディック・ハイマンのブギウギプレイから再認識なう。こうして音楽は進歩してきた。果たして自分のホームと言える音楽は何だろうか?

2 件のコメント:

ピエール さんのコメント...

ホームは大事ですね、本当に。でもそれは何でも良くて、どのホームもちゃんと習得すれば、共通する音楽の心根が有る。そして、自分的には、その家をちゃんと家出して旅立って自分の家を建てたり、引っ越したりして行きたいなって思ってます。

d3/office D3 さんのコメント...

>ピエールさん
ホント、そう思いますね。同感です。
別に最初に聴いたものとかってことではなくてね。自分が表現してゆく意志や基準という意味で必要不可欠なものだと感じています。