5/25/2009

サントラ的な

最近、i-Tune Radioでサントラ的なイージーリスニングばかりかかるチャンネルを発見。実に心地良い。たぶん楽器のプレイヤー的な視点では、ちっとも面白くないというか、むしろ批判されるであろうイージリスニングプレイ満載なんだが、全体のサウンドの響き方や、当たり障りの全くない楽器の音色が素敵だ。こういう音楽はムーディなので、あまりにも楽器の音色に主張があると楽器ばかりが気になってしまってダメなんだ。ドラムの音などは、中域しかないデッドなサウンドだったり、音圧の少ないポンポコな音だったりするが、それが全体のオーケストレーションの中でちょうど良くバランスする。レンジの広い倍音などは一切必要なく、基音の明確さが優先される世界。決してミュージシャンズミュージックではないが、非常に緻密で几帳面なプレイ。ベースの音は、ほとんど聴こえない。バスドラにほんの少し音程を付ける感じ。でも、演奏する人数が多いから、一人一人はこれくらいがちょうど良い。かと言って、各プレイヤーがダメなミュージシャンかと言うと、決してそんなことはない。実は、非常に精度の高いプレイヤー揃いであることが多い。しかし、一歩間違うと、スーパーのBGM。(笑) でも、意外にアナログシンセとかの使い方がシュールだったりするものがあったりして意外な発見多数。

それにしても、今かかっているButton Down Brassの「君の瞳に恋してる」のアレンジが微妙・・・。w でも、こうはしないなぁ。この曲に、このアレンジ・・・。特にカバーもののアレンジに、すごいものが多い気がする。オリジナルを知っているからってのもあるかも知れないが、アレンジャーがいなくては絶対にあり得ない世界を提示してくる。また、それが微妙なアレンジ多数でたまらない。う〜〜〜〜〜ん。これはどうなんだ・・・? いいのか? これ? でも、ちょっとないな、これは。でも微妙・・・でも気になる・・・。もうグルーヴがどうとか、そんな話ではない微妙さ。でも聞き慣れると結構アリな気がして来るから不思議。w  もう一回聞いて確認したい。そんな衝動にかられてしまう。 

あ、これもすごい。(笑) Maria Eugnia 
オルガンの使い方とか音色すごい。なんで、こんなに昭和っぽいんだ?(笑) ベースラインが時折ものすごく気持ち悪いところに行くのが気になるし、ドラムのフィルは超ダサ。かる〜〜〜い音色〜タッチでタカタカドコドコを連発してくる。幼児の弱〜〜いパンチを顔面にポカポカと受けている感じがたまらない。w




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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

わかります!
私も最近、ipod nanoを購入したので、
i tune radioの楽しさに感動。
ていっても、パソコン周辺の音響周り整えてないので、ヘッドフォンさして、地味にきいてるんだけど・・・・。
早くスピーカー買おう。

BGM的な音楽って、なんであんなに癒されるんでしょうね。
エステとかでかかってると、間違いなく寝ますね。
無論歯医者でも寝ます。

ヨガでも癒されるし。

ジーナ

d3/office D3 さんのコメント...

>爺菜さん
おお〜買ったかい。
人生で一番音楽を聴いていた中学時代は、もっぱらRADIO(FM,FEN)から流れるトップ40ヒットチャートとか、外人の音楽なら何でもいいやと思って聴いていたもんだから、やっぱりRADIOからランダムに流れてくる音楽が好きなんだよね。自分で選んで聴くんじゃなくてね。どちらかと言うと、放っといて流れてるヤツで、よほど気になるものがあったらメモする感じ。この習慣は楽器を始めてからなくなってしまっていたんだけど、最近、復活した感じでね。やっぱり一番好きな音楽との関わりかもしれない。自分の楽器のこととは一切関係なく聴けるから。良いと思う曲も、くだらない曲も、ヘタクソな曲も、ダサい曲も、泣ける曲も一緒にジャンクに聴くのが好きなんだよね。自分にとって、なんか大事な聴き方な気がするよ。