2009年3月18日〜3月22日
SXSW'09に太ももサティスファクションで出演のため、3月19日にテキサス州オースティン入りした。
ここオースティンは、2年前に、エレキベースでオブモントリオールとのアメリカ中西部ツアーを回って以来だ。しかも、前回はツアーだったので、すぐ移動したので、オースティンの街を楽しむ時間的余裕は少なかったが、今度は約5日間の滞在期間があるので、SXSWとオースティンの街をゆっくり楽しめる。
ここオースティンまでの道のりは、とても長く、成田からヒューストンまで約12時間弱のフライト。コンチネンタル航空のCAは、なかなか面白い人材を配置してくる。
ヒューストン空港で入国審査を受けてからアメリカ国内線に乗り換え、オースティンまで1時間のフライトだが、まずヒューストンで次の飛行機に全員乗り遅れた。(笑) 2年前に来た時も危なかったが、ヒューストンでの入国審査〜乗り換えは、非常に遠く、時間がかかる。ここでの乗り換えは2時間くらい見ておいたほうが無難かも知れない。ちなみに、そんな巨大なヒューストンの空港には、喫煙所が2カ所しかない。つまり、タバコはほぼ吸えない雰囲気。
オースティンに到着し、レンタカーを借り、ホテルを探すのに2時間近く、アメリカ南部を車で彷徨う。
そしてホテルに到着。
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●いよいよ音楽だらけのオースティンでの生活が始まった。
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オースティンは、とても空気がカラッとしていて温暖なので夜でもTシャツで過ごせるくらいだった。でも、店の中とかは冷房が効きすぎていて寒い。
ホテル前のファミレス/iHOPにて食事。
とにかく何もかもがデカくて多く、パンケーキがついてくる。
ここはテキサス。アメリカの中でも有数の米が食えない地域。
肉人生の始まりだ。食事も人も肉が大盛りの肉社会。
オースティンの街は、2年前に比べて、ビルが増えた気がする。
こんなに大きな街だったのかな〜?
そして、街の規模に対して大手銀行が多すぎるのが不自然。ライブミュージックを売りとしている街にしては、不釣り合いなほど銀行が多い。
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そして、いよいよSXSW'09の会場である街の中心地へと向かう。
街中にある、いつくつものお店からは、それぞれ気ままに音楽が溢れている。
どうやら、街全体が巨大なフェス会場になっている。これはすごい雰囲気。どの店も窓全開で営業中。音漏れまくり。w
お! 生セグウェイ!
でも、結構汚れていて傷だらけ・・・。(笑)
しかし、なるほど、確かにショーケースだ。(笑)
通りを歩きながら、気に入ったバンドサウンドが聴こえたら店に入って聴けば良い。のどが乾けば、その店でビールを買えば良い。一応、外を歩きながら酒を飲むことは禁じられているらしい。でも、まぁ、店がこれだけあれば、そんな必要もないし、街も荒れない。
この映像、音を後から加工したり一切していない、撮りっぱなしの映像。音は、このお店の目の前のストリートで演奏してるバンドのもの。ものすごく不器用そうなロックバンドなんだけど、すごくカッコいい音してる。この雰囲気と音の全てがリアルタイムの現実のものだけど、この感じは全身で体感しないと絶対にわからないと思う。ほんと申し訳ないけど。
そして、このイベントで聴こえてくる音は、全てバンドサウンドを感じるものばかりだった。バンドっぽいサウンドを出せるミュージシャンしかいなくて最高。どれもイカしててカッコいい。いや〜楽しいなぁ。w
そんなSXSWも最終日。太ももサティスファクションの出演も最終日のトリ前。場所は、街の中心地から少し離れた仮設テント。街中は、お店での演奏が中心で、それぞれのお店の収容人数も少なめで、音量的に抑えめのカントリーブルースや、ジャグバンド、R&B、ラテン等の音楽や、海外からの出演バンドは、お店より収容人数の大きな仮設テントでの演奏となっていた。
まずは昼間に告知の練り歩き。これはさすがに目立つ。馬鹿丸出し。(笑)
<写真>
そのせいか会場は満員。(笑)
この会場で一番の動員だったと思う。アンコールが来たのも、僕らだけだったと思う。
●PeterGun Roccomotion
●Sing Sing Sing
※一度読み込むか、右端にあるHDをoffにすると軽くなる。
Futomomo Satisfaction from David Fell on Vimeo.
いや、しかし、アホみたいに盛り上がりました。(笑)
Tシャツ、CDも全て売り切れ。アメリカ人はホントに、物販をよく買う。
この後、この日は、他の対バンや見に来ていた人達と連絡先交換会。w
なぜかブラジルのバンドのドラマーにいたく気に入られて、ずいぶん仲良くなった。彼は普段リオ・デジャネイロやサンパウロで活動していて、サンバビートを教えているとのことだった。名前は〜・・・ガブリエラだったかな。サックスの人も同じ名前だったと思った。
一応、この日でSXSWは終了。
最終日は、みんなそれぞれの楽しみ方で、最後まで SXSWを楽しんでいた。
このイベントは平和と音楽があるだけの、とても素敵なイベントだった。その雰囲気はまさに歴史的な出来事の現場のようで、自分がその場にいて、ついさっきまで数百人の前でプレイしていたという事実を少し不思議にさえ思った。
いやいや、本当に素晴らしいイベントでした。
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そして、イベントの翌日。オースティンでの最終日。
昼間は巨大なウォルマートへ行き、買い物三昧。そして夜は、昨年までテキサスに在住していたマイミクのパオリンさんから教えてもらったFRIENDSというお店のブルースセッションにバンドメンバーと行った。場所は、昨日の馬鹿騒ぎの中心付近。(笑) まだまだお祭り騒ぎの余韻を楽しむ人で街はにぎやか。でも、すこし寂しげ。その感じもまた良い。
お目当てのブルースセッションは、ホストバンドのクオリティが高くて、とても楽しかったし、ここでもおおいに盛り上がる。ロッキーは、ようやく大活躍の場を得る。太もものCDもわずかに残っていたサンプル数枚が、この会場で完売。
そして翌日は早朝帰国。
最後の最後に深夜のサーロインステーキをコーラで流し込む。これでシメがいつものテキサス流。
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8 件のコメント:
わー!!
お帰りなさいまし!
全部の動画みれてないけれど、楽しそうですねー!
皆でご飯食べてる図は、なんかサイゼリアみたいですねー!
ライブ映像もすごいですねー。日本でライブしないんですか?
ジーナ
Sing Sing Sing、サイコーでしたぁ〜っ! \(^o^)/
>ジーナー
そりゃもう、こんな楽しくていいのか!ってくらい楽しかったよ。自分の人生に感謝したいくらい。
サイゼリアねぇ。w まぁでも確かに普通のファミレスだからね。全く同じだよ。ただ一つ違うのは、サイズが2倍以上ってこと。(笑)
日本でライブもなにも、このバンドは日本では2回も解散ライブしてるから、もう日本国内じゃ誰も信じてくれないんだよ。だからアメリカで3回目の解散してきたとこ。(笑)
>銀猫さん
いや〜、ありがとうございます。またアメリカでやらかしちゃいました。やっぱ肉ばっか食ってると違ってきますね。w
お疲れさまでした。無事にご帰還おめでとうございます。SXSW'09は大成功!でしたね。Austinの街を懐かしく思い出して涙を流しながら動画見ました。
太ももの演奏、すごくイイ~♪音が完全に日本離れしてるもんw。やっぱり数日間でも、肉ばっか食べてると違ってくるのかなあ。ドッチーさん、壁を叩いてそのまま場外乱闘かw・・・と思ったらしっかりスネア抱えてリングに戻ってくるし。Good Job!!!
FRIENDSでの演奏も聴きたかった。
動画日記いい!問題のヤス君 笑
もう太ももは海外だけで活動するバンドでいいんじゃないかと思います。年に一度くらい。
意外と体重は増えてなくて、むしろ1キロ減ってました。
>TATSUYAさん
おかげさまでオースティンの街とジャムセッションを満喫できました。セッション情報等
ありがとうございます! Friendsは、天井が高くていいお店ですね。
どうやら毎日肉ばっか食って若干成長した頃合くらいにライブするのがパワーがあっていいみたいです。w
あのスネア、実はちょっとアメリカン小話があります。最初、あのドラムキットとセットもののスネアがあったんです。それがステージ上に抱えていったスネア。
それで演奏の時に使っていたやつは、セットとは別のヴィンテージスネアだったんですが、それはリハの時に数曲やったあとに、巨体の機材レンタル屋さんが持ってきて無言で手渡されたものだったんです。(つまり無料レンタルw)
で、振り向きざまにサムズアップ一発!
ハリウッド映画観てるみたいなワンシーンでした。(笑)
もちろん、それがラディック1975年製B/Oバッジのアクロライトであることは、ひと目でわかりましたが・・・w
>まみ
動画日記にすると記憶に臨場感出るよね。
まだ動画クリップあるから、この日記、ちょっとづつ書き足したりして、バージョンアップしていこうかと思うよ。
いつしかダラダラと無駄に長大な垂れ流し旅日記が完成しますように。w
みーつけた!
お疲れ様でした☆
動画楽しいです
>まりまり
お疲れ。向こうにいる間は毎日が色々ありすぎて長いような気がしたけど、日本に戻った途端「短かったなぁ」と思うね。
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