12/20/2008

ポンコツ鳴り探求

最近の探求。
「ポンコツ鳴り」スッカスカのスネアサウンドとか、妙にバシャバシャするのとかを検証中。
でも、鳴らなければ何でもいいわけではなくて、結構厳しい基準があったりする。ダメさぶりがイイ感じじゃないとダメなんだ。w

“ア”ーッ!”と鳴るスネアとか、どうやっても“ムムーーン!”としか鳴らないヤツ、“ナン?”と言うヤツ、“ナン?”に少し遅れて“ジゥゥゥ”って必ずスナッピーが残ってしまうヤツとか、どれも個性的で面白い。僕の場合、結構な台数のドラムがあるので、オールマイティなヤツはいらない。そういう中途半端なヤツには出番がない。

一番いいのは、ライブハウスとかメンテのテキトーなスタジオとかでダメさぶりが馴染んでるヤツ。こういうのに素晴らしいものが多い。w 特に、名器と言われるものが、そんな目にあってるのが良い。ジャズ研とかにあるLM400とか凄く良かったりする。新大久保の水族館にある、死にそうなヴィンテージロジャースも良い。ほとんど強姦に近いようなコンディションだが、あのポンコツっぽい鳴り方がブルージーだ。ボトムのボルトは2本くらい落ちていたりすると最高で、それは自然落下が一番良い。そう、いらないボルトは自然落下するのだ。(笑)

ポンコツ鳴り探求は面白いなぁ。
さっき、50sロジャースに30年くらい前のヤマハ純正のフロアタム用ヘッドを張ってみた。妙に“テンテン”する・・・。でも、なんかスカっぽくて良い。(笑) でも、チューニングレンジはとても狭くて、ちょっと下げると“ロー!”と言い出す。ちょっと上げると“ハ?”と間の抜けた音になる。これはイマイチだ。やはりテンテンとした感じで“ホーー!ホーーー!”と非常にウスい音圧で鳴るのがいい。無駄に存在感がある。w

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