11/15/2009

最高の鍵盤奏者

●Earl Hines 
最高のピアニスト。
なんなの? このスウィング感って毎日思っている。
彼の名演「PIANO MAN」が特に好きだ。
特にドラマーとのリンクが素晴らしい。
何度もリピートで聴いても飽きない。
スウィング感がバンドっぽい。全然セッションぽくない。




●Ahmad Jamal Trio
この人も、バンドぽいプレイをするピアニストだなぁ。
そして、このトリオ。バンドが良い。
ドラマーのヴァーネル・フォーニアは、元々ブルースドラマーだが、ブラシワークが素晴らしい。ジャック・ディジョネットが最初にブラシを買ったのは、毎晩見に行ったフォーニアに影響されてのことだ。
アーマドのプレイは、もっと多くの人に聴いてもらいたい。自伝でも語っているが、マイルス・デイヴィスがアーマドから受けた影響は計り知れない。ソロの間の取り方とか、リズムセクションの使い方なんて、そっくりだ。





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明日は、これまた久しぶりなPunchセッション@弁天(^Д^)V

ホストミュージシャンは…
Tamarinda・・・・・・・Vocal
Punch・・・・・・・・・・・Guitar
(Xoos・・・・・・・・・・・・Guitar)
KEN777・・・・・・・・・・Bass
Sakuya・・・・・・・・・・Keyboard
ドッチーD3・・・・・・・・・Drums


入場開始は19時より
セッションのスタートは集まり次第…というか、どんどん演ります
23時まではガッチリ演奏可能でっせ〜
チャージは1500円+ドリンクオーダー500円〜はヨロm(u_u)m

LIVE CAFE 弁天 -BENTEN-
住所:中野区本町4-39-7 TNビルB1F
TEL:03-5340-8270
丸の内線 新中野駅1番出口より 徒歩3分
新青梅街道と中野通りが交差する「杉山公園交差点」から、文教堂書店の角を笹塚方面へ約110m行った左側「BOOK OFF」のビルの地下1階ですわ。(中野通り沿い)



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5 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

どっちもすごくイイね~。
Earl Hinesって彼の神経系だけじゃなく周囲の可動範囲の空気までSwingしちゃってる感じがします。何なんだろうねw。
Ahmad Jamalは知らなかった!音を空間的に構成するのがすごく上手いですね。これは買って聴こうw。

d3/office D3 さんのコメント...

>TATSUYAさん
いいっしょ。(^^)
Earl Hinesはホント最高ですよ。
最も好きな感じのSwingをしてくれるピアニストです。
まず決してモタらない。モタるとか後ろノリのピアニストって苦手です。
そしてフレージングがダイナミックで変化に富んでいて躍動感があるのに決してもつれないところが最高です。こういうダイナミックなプレイをすると、たいていの人は、どこか必ずモタったり、もつれたりする。そこで、そこまで積み上げたSwingのループが台無しなってしまうんですね。これは非常に「惜しい!」って気持ちになります。なぜ、そこミスったんだ!と。でも、これはドラムやベースも同じすね。ブルースなんか、何十小節もかけて作り上げたグルーヴのループが、たった一つのフィルミスで台無しになってしまう。実に残念です。自分に残念さを感じてしまうんです。それが嫌なんですよねぇ。たまらなく嫌です。

1.まずは、ミスらないことに十分注意。
2.考えなくてもミスらなくなる。(外さなくなる)
3.ミスもカッコ良くなる。

僕は、まだ1段階です・・・・。
第一段階長いす・・・。


Ahmad Jamalは、一部のモダンジャズプレイヤーからはサロンジャズと言われたりしていて、必ずしも高い評価を受けていない側面があるんですが、僕にとっては最高のピアニストです。実際にホテルのラウンジ等で演奏していたのですが、それ自体を取って批判している人には「浅いなぁ」と感じてしまうことがあります。それは、当時の価値観とか、当時の他のミュージシャンのアプローチを調べれば、当時、彼がいかに個性的で素晴らしいピアニストであったことはより深く理解できます。

だいたいすね、この映像。
フォーニアの後ろに! パパ・ジョー・ジョーンズ!パパ・ジョーが「なかなかやるな」的にニヤリ。たまりません。パパ・ジョーに後ろに立たれていたら叩けません。僕は絶対無理です。w

snowfall さんのコメント...

私も、アーマッド・ジャマル大好きです!すごい粋な感じがして。弾かない瞬間もかっこいいというか。憧れるピアニストです。
バンドの人たち、すごいアーマッドを理解してる感じがします。
Earl Hinesも聞いてみます!

Unknown さんのコメント...

ホントだ~!Papa Jo Jonesが後ろでニヤリw。真ん中あたりにギョロ目のBen Websterさんも居ますね…ってかこのまわりに居る人達ってみんな大物ばかりかもw。
さっそくインタビュー記事読んでビックリ!AhmadさんってChicagoでChessレーベルのJazz部門を立ち上げた人だったんだ!金儲けが上手かったから嫌われたのかもしれないなぁw。

>2.考えなくてもミスらなくなる。(外さなくなる)

ナルホド・・・演奏しながらフレーズとか考えてうちはダメなのかもしれないね。何も考えなくても身体が自然と反応しちゃうのがベストw。たまに出るミスは神経系の伝達エラーみたいなもんでミスっても身体から音楽が鳴リ続けているからそこで流れが途切れないんだろうなあ。死んでもムリ~w。

d3/office D3 さんのコメント...

>snowfall さん
いいっしょ。いいっしょ。
ジャマルは、休符を演奏するピアニストすね。

Earl Hinesは、是非「PIANO MAN」を。
この曲、結構 奇跡に近いサウンドですよ。
僕もたいがい音楽好きで、色々聴いてますが、30年近く意識して音楽聴いていると、こういう感動はなかなかないものです。
でも、こういう曲に出会ったときって「いや〜音楽ってホントいいもんですねぇ」と思ってしまいます。


>TATSYAさん
そうそう。ウェブスターもいます。w
これ、たぶんCBSのセッションなんですよ。
同じ日の映像が結構あります。ベイシーとかも。

ジャマルは、そうですね。
速攻調べてますね。w
彼は相当頭のキレる男だったのでしょう。マイルスが影響を受けたというのも納得です。
あの当時に、あのスタイルって、相当な洒落者だと思うし、センスも良いです。
まぁ、他で言うと、ナット・キングコールとかは近いですね。