3/17/2008

池田満寿夫展にて

初台オペラシティへ池田満寿夫展を見に行った。
彼は30代のころ、狭いアパートから、18畳あるアトリエに引っ越したが、その時に「空間感覚が狂ってしまって数ヶ月を無駄に過ごした。」と告白している。

僕は、昨年末に中目黒の洋風高級マンションの一室から、桜上水の築50年の古い和風アパートに引っ越した。
確かに、すでに3ヶ月を無駄に過ごしている
庭をながめたり、小鳥のさえずりに耳を傾けてみたり、天井に使われている桜の木肌を眺めてみたり。
「・・・・仕事にならない・・・・これでは仕事にならない。落ち着きすぎる・・・・」

これも、きっと空間感覚が狂っているんだろう。
いや、時間感覚も狂ってしまっている感じだ。

リアルに“隠居生活”を体感中だ。
きっと、隠居生活って、こんな感じに違いない。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

田舎は若者が憧れる所
都会は年寄りが憧れる所
・・という噂があります(笑)

toya

d3/office D3 さんのコメント...

そうなんですか?
僕、若い頃、田舎に憧れた記憶ないけどな~。

昔、うちの親父が「北の国から」を全部見ていて、一時期、ちょっと口調とか雰囲気とか態度が微妙に田中邦衛ぽくなっていて、めんどくさかったです。(笑)

泥だらけの一万円札を無言で出されたら、何を言ったらいいのかと、僕はいつもドキドキしていたわけで・・・。

ア~~~~ァ~~~アア~~ア~~
ルルルル~~ルララララ~~~♪